Vexina Strider
対話
うっ、またお前か?
見てわからないのか?
今度は何だ?
手短に言え。
忙しいんだ!
邪魔する気か?
おや、素晴らしい…
なんとも退屈だ。
あんたのせいで俺の獲物が逃げたじゃないか。
そこまで言うなら、私はヴェクシーナ・ストライダーよ。
エラニエン貴族の最高峰の血統よ。
天才的な発明のおかげで、現存する最強のライトベアラー戦士よ。
さて、失礼するけれど、今は狩りの真っ最中なの。
ああ、素晴らしいわ、実に素晴らしい。
あなたがまたしても、私のアバターのひとりをむごたらしく壊滅させたことを除けばね。
このヘルメットを使えば、「志願者」を遠隔制御し、戦場に送り込み、どこへでも狩りに行けるの。
おかげで、私が直接手を汚して、その制御チップを回収しなくちゃならないのよ。
まったく、最近まともに制御できる市民を見つけるのがどれほど大変かわかってる?
絶え間ない愚痴と基本的な狩猟本能の欠如、まるで目隠しされた羊の群れを誘導するようなものよ。
酔いどれの間抜けや厄介者が集まる、やっと我慢できる程度の小さな前哨基地さ。
でも、私のような狩人にとっては、まるで楽園みたいな場所よ。
そこら中ふらふらの酔っ払いどもは有能とは言えないけど、進んで志願してくれるわ。
制御チップを取り付けて、さあ楽しみの始まりよ。
こんなすばらしい吹き溜まりのおかげで、私が狩り尽くしてきた怪物の数々は信じられないほどよ。
お願いだから、私の天才的な閃きを邪魔しないでちょうだい。
はっ! 手伝うですって? あなたはただ私の足を引っ張るだけよ。
あなたにできる最高の手助けは、私の仕事に干渉せず放っておくことよ。
なんて愉快な無知ぶり、私を手伝いたいですって?
本当に手伝いたいのなら、私の邪魔にならないで。
まあ、本当に手伝いたいの? 素晴らしいわね!
まあ、制御チップなしの志願者だって? なんて風変わりなのかしら。
これは驚いたわ! 私がチップを装着しなくていいってこと?
なるほど、随分と積極的じゃない。 いいわ、どこまでやれるか見せてもらいましょう。
まあまあ! 洗脳されていない熱心な子ね。これは面白くなりそう。