遠吠えの小屋

遠吠えの小屋

ねじれた湿地の藪奥深くにある遠吠えの小屋は、傾きながらも挑むようにそびえ立ち、その窓は闇に沈んでいる。ヨーナーの文化から追放され、断罪された魔女がここに住んでいたとも言われ、伝承では彼女は縛られ火刑に処されたが、炎の中から跡形もなく消え失せたという。それ以来、この小屋からは毎晩のように不気味な遠吠えが響き渡る。扉を叩けば、時間だけでなく手さえも失うかもしれないと噂されている。